マップス読了
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マップス・シェアードワールド -翼あるもの- (GA文庫 あ 3-1)
著者:中里 融司,新城 カズマ,重馬 敬,秋津 透,古橋 秀之,笹本 祐一 |
うん、おもしろかった。
最後のやつ以外は。
今までにもちょこちょこ書いたけど、まとめて感想を書こうか。
「迷子の宇宙船」
大戦前のよくある事件のひとつ風。
港に入ったゲンたちのもとにふたりの少女が来て姉を捜して欲しいと依頼される。
しかし、彼女たちは地元の軍に追われていた。
しかも行方不明の姉というのが軍の新造戦艦と共に行方をくらましているという。
いかにもマップスらしい話。
「流星のジュディ」
リプミラを仇と狙う地球製の女サイボーグと一隻のリープタイプの運送屋の話。
いやまさか、あんなチョイ役のサイボーグからこんな風に話を広げるとは……
しかしリープタイプって、やっぱり人と関わらないとというかパートナーがいないとだめなんだなと思った。
「ソフティカ・リップ放浪記」
大戦後、ニードル・コレクションのソフティカ・リップが仲間のスガラ・リップを探して放浪している話のひとつ。
未開惑星で対立する二つの種族の争いに巻き込まれ、最凶の敵と戦うはめになるソフティカ。
まさかあんなものがまだいるなんて。
このままシリーズ化してほしいくらい。
「町からきた先生」
まだ人類が宇宙どころか月にも行ってない頃の田舎の話。
「メリー・ポピンズ」を連想するようなほのぼの系というか「世界名作劇場」系。
「宙へ往く船」
ゲンの弟ヨシキと地球初のリープタイプ宇宙船トゥーラの物語。
嫌っていてもやはり兄弟は兄弟。
考えることは一緒。
「さよなら三角、また来てリープ」
個人的に唯一評価の低い作品。
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