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天才VS天才

『扉は閉ざされたまま』読了。
いやぁ、面白かった。
後半一気読みだったもんなぁ。
天才VS天才の攻防はおもわず『DEATH NOTE』のLVS月を連想させてくれました。
いや、むしろL並の頭脳を持った海砂VS月かな(笑)

高級住宅街のお屋敷を改装して作られたペンションを借り切っての大学のサークルの同窓会。
伏見亮輔はかねてから計画していた後輩の新山殺害を実行する。
事故死に見せかけ、密室を作り上げ誰も現場に入れないようにする伏見。
しかし、彼の計画はまだ終わっていなかった。
メンバー最年少でありながら伏見と同等の頭脳の持ち主である碓氷優佳が彼の計画の前に立ち塞がる。

ストーリーは殺害シーンから始まり、時間を巻き戻してみんなの集合シーン、そして殺害後という構成になり、伏見の視点で進められる。
問題となるのは殺害後のシーン。
伏見の計画は殺害がゴールではなく、死体発見の時間までが意味を持っているのだ。
伏見の描いた理想的なシナリオは、翌朝になっても起きてこない新山を心配して強行突入→死体発見なのだが、本人もさすがにそこまで楽観的ではない。
とにかくなんとか死体発見までの時間を稼ごうと、みんなの発言を利用し逆手にとって誘導する伏見なのだが、優佳もさらにそれを上回る手段で次々と彼のシナリオの時間を進めていく。
かつてはベストカップルとはやされ、再会後もみんなからネタにされるふたりがその裏で繰り広げる頭脳戦。
本来なら自分の味方をしてくれるはずの伏見の不審な言動が逆に優佳を真相に近づけてしまうという伏見のジレンマ。
そして最後は……
伏見のミスのひとつは前半の話で気付いたんだが、さすがに最後に優佳がそれとなく指摘したミスには気付かなかった。
ちゃんと伏線も張られていたのに。

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新書で出てる続編どうしよう。

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とりあえずはここしばらくミステリー(ぽいのも含めて)ばかり読んでたので、次は気楽に読めるラノベでも読もうか。
追記
某所でシュレディンガーの猫的状況というたとえを見て納得してしまった。

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