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タイラーだけではない

 某イベントで吉岡平さんの作品が何作か出品されている。
吉岡さんといえば、いろいろと趣味の多い人で、俺が知っているだけでもアニメ、特撮、アイドル、模型、カメラ、鉄道、恐竜などがある。
何かをモチーフにしてパロディオマージュ作品を書かれることが多くて、あちこちにオタクがニヤリとすることが書かれていたりする俺ごのみの作家さんである。
ソノラマ文庫の『火星の土方歳三』『金星のZ旗』『南軍騎兵大尉ジョンカーター』はもちろんバローズの『火星シリーズ』へのオマージュだ。
ジョン・カーターのいる火星に新撰組の土方歳三が転生したら?
さらに日露戦争の名将・秋山真之が転生したら?
ジョン・カーターって地球にいた頃は何をやっていたのか?
そんな感じで書かれたのがこの3作品だった。
『鉄甲巨兵SOME-LINE』はロボットアニメへのオマージュだし。
それ以外にも『風邪ひきエスパー』はイギリスに関するウンチクでいっぱいだ。
ちなみに『風邪ひきエスパー』シリーズはオランダを舞台にした『風邪ひきエスパー怒る』、日本を舞台にした『風邪ひきエスパーの逆襲』と続いた。
タイトルでニヤリとした人もいるかもしれない。
いろんなドラマと俳優を元ネタにしたのがソノラマ文庫の『とってもヴァンパイア』シリーズだったりする。
4巻の『悟利寿司の逆襲』は『星の金貨』と『将太の寿司』をネタにしていたっけ。
あと『恐竜鉄道』はジュラシックパーク日本版とも言われているが、作者の鉄道とカメラと恐竜に関する造詣がうかがわれる。
青心社から出版された『あうとふぉーかす』は珍しくカメラマンを主人公にしたカメラの趣味を全面に出した作品だった。
あとやはりソノラマ文庫の『コスプレ温泉』が好きだった。
勤めていた銀行が倒産して呆然としていたOLがアニメキャラのコスプレに目覚め、借金を抱えてた実家の温泉を立て直すという話。

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