一気読み

まかでみックス ふぁーすと 御主人様と呼ぶんじゃねえッ! (ファミ通文庫 さ 2-4-1) 著者：榊 一郎 販売元：エンターブレイン Amazon.co.jpで詳細を確認する

周防千里はあるトラウマから普通であることを信条としている少年。
しかし、父の再婚で増えた新しい母と妹が普通ではなかったらしく、家を出て寮生活をすることにした。
そこで偶然にも選んだのがアバロン学園都市。
ようやく普通の生活に戻れると思い千里が行った先は普通の人間が魔法使いと一緒に暮らせるかどうかを実験する場所だった。
しかも、魔法使いが普通に存在する学園都市では普通の人間にはアジャスタント（適合補助者）と呼ばれる自立判断の出来る魔法のアイテム又は生物があてがわれることになっていた。
千里にあてがわれたのはクフィールと名乗る長身のぼーっとした少女の姿をした魔法生物だった。
年頃の男の子が人間でないとは言え少女の姿をしたものと一緒に暮らせるか!
と一度は拒否した千里だったが、代わりに来たアジャスタントは幼女型自動人形に着られたゴスロリ服のテジャスだった。

　榊一郎さんの『まじしゃんず・あかでみー』の新シリーズ。
主人公も舞台も一新で一見さんにも優しい。
実のところ俺も『まかでみ』はこれが初めて。
今までも興味はあったが、すでにシリーズがだいぶと出ていたのでちょっと手を出しかねていた。
これを機会に旧シリーズもぼちぼち読もうかな。
そうそう、旧シリーズは秋にアニメ化されるんだった。
どこの局か未定というのがちょっと不安だが。
冒頭でなんか他作品の関係者が出ていたような気がするが気にしないことにしよう。