にゃんこ、侵入
昔、マンションの部屋ににゃんこの侵入を許したことがあった。
当時、マンション近くでよく野良にゃんこを見かけた。
どうも誰かがエサをやっているのか人に馴れていて、よく寄ってくる。
便宜上、白いのをレイ、茶虎をアスカと呼んでいたのだが、性格は正反対で、レイはやんちゃで人の足にまとわりついてきたりするが、アスカは人見知りでいつも少し離れたところからこちらを見ていることが多かった。
部屋に入ろうとするといつもレイが足にまとわりついてきて一緒に入ろうとするので、追っ払うのに苦労した。
ある日、いつものごとくレイが玄関で待っていたので警戒しながらドアを開けると、別の方向からアスカが突進してきて部屋の中に入って行ったのだ。
慌てて取り押さえようと後を追い掛けたが、最深部に置いてあったセガサターンの電源スイッチにタッチされるところまで侵入を許してしまった。
いくらなんでもあんたゲームは出来ないだろう。
それともどこかで仕込まれてるのか。
床に置いたコントローラーをカチャカチャ押しまくるにゃんこを想像して萌えてしまったじゃないか。
とりあえずアスカを抱いて、外へ出しに行くと、レイが玄関で待っていた。
レイの侵入を阻止しながらアスカを放り出して一息ついた。
まあ昔の話だが。
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