引籠二日目
実家でごろごろしながら『ドレスデン・ファイル』の1巻を読む。
ドレスデン・ファイル―魔を呼ぶ嵐 (ハヤカワ文庫FT)
著者:ジム ブッチャー |
ハリー・ドレスデン。
職業・魔法使い。
性格はハードボイルド。
2ヶ月も家賃をためてジリ貧の彼に舞い込んだ仕事は、魔術に傾倒して失踪した男の行方探しと、警察からも協力を求められた密室猟奇殺人事件。
密室猟奇殺人事件の被害者が街を牛耳るギャングの幹部とヴァンパイアが取り仕切る売春婦だったことから、双方から関わらないように釘を刺されるハリーだったが、もちろん聞く耳持たない。
昔、正当防衛とは言え魔術で殺人を犯したハリーは、白の評議会という魔法使いの組織から保護観察処分になっており、行く先々で保護観察官のモーガンにからまれるて、あげくは今回の殺人事件の犯人だと疑われる始末。
やがて失踪事件と殺人事件の二つが実は関係があるとわかり……
主人公のハリーはもちろん登場人物(?)がみんな魅力的でストーリーもわかりやすい。
魔法の存在はあるにしても手がかりは全て開示されているのでミステリーとしてもよい出来だ。
2巻は狼男ネタらしいので、これもまた楽しみだ。
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