熱い……熱いね。体も心もbyルネ・カーデフ獅子王

　熱くさせたと言われれば『勇者王ガオガイガー』だろう。
当時の俺はいわゆる「エヴァショック」でアニメとか観る気力がなくなっていたんだが、友達に観せてもらった『ガオガイガー』で再びアニメとか観る気力が出てきた。
まさしく『俺の勇気は死なない』って感じだった。
勇者ロボたちがロボットのくせにやたら熱い熱い。
第４３話「幻竜神・強龍神」での氷竜、炎竜、風龍、雷龍の会話は未だに心に残っている。
世界各地に現れたゾンダーロボのため分断を余儀なくされた風龍と雷龍だったが、謎の力ザ・パワーによって復活した氷竜と炎竜がそれぞれ応援に駆けつける。
本来、シンメトリカルドッキングは氷竜と炎竜、風龍と雷龍の組み合わせで行われるのだが、氷竜と雷龍、風龍と炎竜で行おうとする。
最初はプログラムされてないとか危険が伴うと躊躇する風龍と雷龍に、氷竜と炎竜はGGG憲章第5条125項をあげて説得。
「GGG隊員はいかに困難な状況であろうともけっして諦めてはならない」
この言葉はビデオ版『勇者王ガオガイガーFINAL』をテレビ化した『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』の最後に追加された大河長官のセリフでもある。
今にして思えばビデオ版で何故このセリフがなかったのか不思議なくらいだ。

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