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卑怯で賞

 トリックに専門知識を必要とするミステリーは東野圭吾氏の『探偵ガリレオ』がドラマ、映画化されたことで認知されつつあるが、昔はタブー視されていた。
それがSFと混ぜ合わされると読者はさらに混乱させられる。

M.G.H.―楽園の鏡像 (徳間デュアル文庫) Book M.G.H.―楽園の鏡像 (徳間デュアル文庫)

著者:三雲 岳斗
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有人宇宙ステーション「白鳳」への新婚旅行のチケットと言う餌に釣られた鷲見崎凌は従兄弟の舞衣の策略で偽装結婚させられる。
憧れの教授に会えると楽しみにしていた凌だが宇宙ステーションで待っていたのは無重力下での墜落死という不可解な事件だった。
 この小説は近未来を描いたSFではあるんですが、トリック自体は現在の科学技術で再現可能なトリックです。
そしてこの小説の後に発表されたのが『海底密室』です。
こちらも近未来ですが『楽園の鏡像』よりはまだ近い未来。
こんどの舞台は海底の実験施設。
主人公は科学誌のジャーナリスト鷲見崎遊。
これまたさらに専門的な知識が必要なトリックが使われています。
トリックの種明かしの時に思わず「なんじゃそりゃ~」と叫んでしまったくらいです。
本当にそんなSFみたいな現象が実際にあるのか調べたくらい。
どちらも個人的には好きなんですけどね。

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