スカイドンかバルンガか
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空の中 (角川文庫)
著者:有川 浩 |
まったくもって今更だと思われるかもしれないが『空の中』を読了。
ほとんど一気読みだった。
新型の国産旅客機の試験飛行で原因不明の事故が起こり試作機は爆発炎上。
生存者はなし。
原因の究明がままならないうちに、同じ空域で今度は自衛隊機が原因不明の事故を起こして爆発炎上した。
この事故で最後の家族だった父を亡くした少年は、直後に拾った正体不明の軟体動物をフェイクと名付けて、家族の代りにかわいがり始めるが……
一方で自衛隊機の事故と国産旅客機の事故が同一の原因ではないかと判断した事故調査委員会は、自衛隊に人を送って調査の協力を仰ぐが、そこで意外な原因に遭遇する。
SFのジャンルでいうファーストコンタクト物だが、少年サイドと大人(自衛隊)サイドの同時並行でストーリーは進む。
そして、これがまた結構、悲劇的な方向へと転がり始める。
最後はなんとかハッピーエンドになるのだが、少年サイドの話の途中が痛いこと痛いこと。
大人サイドはラブコメだけど(笑)
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