謎の墜落死
『蒼林堂古書店へようこそ』もついに第12章『塔に住む魔術師』まできた。
今回はいつもと趣向を変えている。
出だしも違えば、いままで日常ミステリーだったものが(たぶん)唯一、殺人事件を推理するものになっている。
未読の人のために、これ以上は書かないが。
そしてこの話の後のマスターのエッセイが『謎の墜落死』なのだが……
個人的に『謎の墜落死』と言えばまず頭に浮かぶのが
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である。
SFミステリーということで、純粋なミステリーファンからは白い目で見られそうだが個人的に大好きなんだよ。
それにこのトリックは同じ三雲岳斗氏の『海底密室』よりはましだぞ。
舞台は近未来。
日本が作った宇宙ステーション「白鳳」内で墜落死したとしか思えない死体が見つかる。
無重力下での墜落死。
このトリックは「白鳳」を館ととらえれば、まさに館の構造を利用したもので館ものとしても良いかもしれない。
ヒント:御坂美琴
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