やっと読み終わった
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ガーデン・ロスト (メディアワークス文庫)
著者:紅玉 いづき |
1月末に買って鞄に入れてずっと持ち歩いていたのに途中で読んでいられなくなってしまい放置されていた。
ストーリーは高校の放送部の女の子4人の話で、1つの章に季節と1人を絡ませた構成になっている。
女の子4人と言ってもどこかの仲良しさんたちとは違ってリアルに痛々しい少女たちになっている。
もともと他の子たちから浮いているのを見かねた教師が4人を部員がいないが廃部にするわけにはいかない放送部に入るようにしたのだが、彼女たちはただ部室に集まりだべって(?)ばかりで活動をしているようには見えない。
エカは優しすぎる女の子で文通相手に嘘をつかれているのに気付かない振りをして付き合っている。
まるはマンガのキャラクターをダーリンと呼んでいる一方で現実でもいろんな男と付き合っている。
オズは演劇部とかけもちしていて一番常識人っぽいが心の中で自分が女である事に向き合えないでいる。
そしてシバは学力が全ての世界で生きていて、他の生き方を否定して毒を吐き続ける。
なんとなく『ささめきこと』をリアルにエグくしたような感じ。
オズは朋絵の容姿と学力に純夏の性格といった感じか。
どうにもまるの章で躓いて結構、長い間、放置されていたがそこを過ぎれば普通に読めたし、厚さもさほどではないのですぐに読み終わった。
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