やれやれだぜ
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あるいは現在進行形の黒歴史 ―殺戮天使が俺の嫁?― (GA文庫)
著者:あわむら 赤光 |
吉岡英二の妹・楓子は現役中二病患者。
小説は書けないが、徹夜でその手の設定を書きまくったノートを作ったりしていた。
ところが厳格な父にそのノートを見つかり、神社の炉の中に放り込まれてしまう注。
すると何故か炎の中からノートの書かれていたアレなキャラ6人が次々に実体化。
そのまま逃げ出してしまう。
唯一残されたのが殺戮の天使マリス。
彼女は自分は死神だと名乗り、他の5人は成仏することを拒んで逃げ回っている霊だと告げる。
ただしノートの設定を使って実体化しているため、一筋縄ではいかない。
こちらもノートの設定を使って英二の力を借りなければならないと迫ってくる。
そんな彼らの前に逃げた堕天使のひとり紅薔薇の剣姫が襲いかかってくる。
という訳で中二病全開な妹につっこみをいれつつ、戦うことを余儀なくされた常識人の兄の話。
とは言いつつも非常識なパワーを持っている両親とか、まだ話にしか出てきてないもう一人の兄とか幼なじみとか、今後が楽しみだ。
ちなみに主人公の口癖は「やれやれだぜ」
注)正確には生活態度を改めないと炉に放り込むと脅しているところへ、英二が飛びかかったせいで取り落としてしまった。
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