スーパー野崎まど大戦
昨日、書店で手に取った時、俺は一瞬、何で自分が2冊も持っているのかと不審に思った。
よく見れば、2冊ではなく1冊だった。
それくらい分厚かった。
それなのに一気読み。
おもしろかった、いや、楽しかった。
内容は、最原最早が映画を撮る話なのだが、過去5冊の登場人物が次々と登場。
何しろ監督・最原最早(映アムリタ)、スポンサー舞面真面(舞面真面とお面の女)、脚本紫依代(小説家の作り方)と、それ以外にもあの人やこの人も。
そして野崎まど作品ではお馴染みのどんでん返し。
しかも前作『パーフェクトフレンド』まで遡ったどんでん返し。
どうも最早のキャラがおかしい感じがしたのは、そういう理由か。
そして魔法使いの正体まで。
この後、最早はどこまで行ってしまうのだろうか。
今回、新たに出てきたキャラもいるので、そのあたりの人がまた何か別の作品に出てきたらいいかなと思ってしまう。
振動槍子さんなんて、使い捨てるには惜しいキャラだし。
あと、今回、何げに酷い目に会っているみさきさんと天名珠(名前は出てこなかったけどたぶん)。
みさきさん、死んだかと思ったけど、大丈夫そう。
接着剤でくっつければ大丈夫なんだろうか。
その辺、もう一度、『舞面真面とお面の女』を読み直してみたくなる。
まぁ、天名本人は別に酷い目に会っているとは思ってないかもしれないけど。
マルチ商法に引っかかってたりしたようだが、ひょっとして最早が裏で糸を引いていたりして。
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