気づいてないのは本人たちだけ
オタクということを隠して普通の高校生デビューを果たした(と本人は思っている)井口銀次朗。
しかし、クラスの懇親会でカラオケに行った時、クラスメイトの地味文学少女(を装っている)真宮久奈が、引退した毒舌子役声優・皐月原ココアだと気づいてしまう。
そして久奈も銀次朗が自分のおっかけをやっていたオタク少年だと気づき、二人は自分たちが同じ目標(普通の高校生)を目指していることを知る。
さらに酪農家の娘なのに見た目が外国の高貴な方風なせいで普通の高校生として扱ってもらえない転校生・姫師宮桜子も仲間に加え、普通の高校生を目指す部を作ろうとするのだが……
はたから見れば、もろにラブコメ三角関係になっているのに、本人達はまったく気づかず「ラブコメを発生させれば普通の高校生になれる」という残念な思考のもと突っ走ってる。
最初は、学園カーストとかいじめとかに走るんじゃないかと危惧したが、まったくそんなことはなく、むしろクラスの連中が良い奴ばかりで、まるで某水上学級のよう。
あとフェアリーかわいいよフェアリー。
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