ミステリー文庫をちょっとBLっぽくしたもの
富士見L文庫を何冊か読んだが、多少BL臭はするものの、今は亡き富士見ミステリー文庫の雰囲気があるな。
これが結構良かった。
ジャズカルテットのメンバーの一人が亡くなり、残された三人が彼の残した楽譜を整理しながら過去を回想するというもの。
あらすじで言及されているほどのミステリーっぽさはないが、良い青春ものだった。
まぁ、主人公達はすでに青春という年でもないが。
ただ、少しだけややこしかったのは、後半の10年前の回想の中で、回想をしているという入れ子構造だった部分か。
のリメイクらしい。
こっちも読んでみたい気がするが、4年前のもので、よりによって幻狼ファンタジアノベルだなんてどマイナーなレーベルでは入手しにくいだろうな。
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