19世紀英国もので飯テロ
先日、読んだ『貴族デザイナーの華麗な事件簿』もそうだが、なんという飯テロ。
イギリスの片田舎で貸本屋を営むわけあり兄妹が、本を通じて謎解きをするという、英国版ビブリア古書堂みたいな話かと思っていたら、もちろん本も絡んでくるが、万能すぎる兄が振る舞う料理がまた美味しそうなんだ。
まぁ、食事と言うより、おやつとか、デザートと言った感じのものが多いが。
あぁ、クリームたっぷりの甘いものが食べたい。
ストーリーは3つの事件から成っており、最初のは子供からの依頼で、友達から聞いた物語の本を探すという話。
2つ目は兄の後輩から、ハイスクールに在学中に図書館で起きた不思議な事件の話。
そして3つ目が、後輩の友人が死んだ謎を解いてほしいという話だったのだが、これが兄妹にも人事ではない事件であることが最後に明かされる。
兄妹の話にはまだ決着が着いていないので、続刊が楽しみである。
それぞれの話で関わってくる書物はどれもおもしろそうだが、個人的にはいまひとつ読みたいという気になれない。
やはり洋書に抵抗があるからだろうか。
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