なぜ仕事をさせてくれない

　本日は事務所で一人、留守番である。
仕事としては、急ぎではないがやっかいな、と言うか面倒な仕事があるので、一気にこれを片付けたいと思っていた。
誰も居ないので、変な横槍とか入ってこないし、静かだから集中出来るし……
と思っていた矢先から、電話は鳴るわ、外を例の轟音しい車が通るわ、アポなしの客は来るわ。
とどめは何かでかい荷物が届いたんですけど。
つーか、重い、重いよ。
こんなのまともに持ったら腰が逝ってしまう。
台車だ、台車。
それでも結構、腰にくるな。
ダメだ、もう疲れて何もする気がおきなくなってきた。
とりあえず、仕事に集中したら疲れるだろうと、今朝7-11で買っておいたドーナツでも食べよう。
　少し落ち着いて、改めて仕事に入る。
午後からは邪魔が入ることもなく、何とか厄介な仕事も片付いた。
ほっと一息。
時計を見たら、後30分で定時だ。
相変わらず外を、爆音しい車が通っているが、もう気にならない……
と言えば嘘になるな、流石に。
まぁいい。
さぁ、帰る準備をしよう。
今週は本当にろくなことがなかった。
明日は一日寝ていよう。