骨の人と対決するのだろうか
明後日には2巻が出るので、読み終わりたかったのだが、結局、表題作だけしか読み終わらなかった。
連作短編なので、それでもいいか。
今まで器用さと舌先三寸で世渡りをしていて世の中を舐めていたところがある犬居が、仕事にのめり込みすぎて体を壊して一ヶ月入院したら、会社には居場所が無くなって、結婚も考えていた彼女も同僚に寝取られてしまう。
心機一転、会社を辞めて東京から北海道で暮らそうとしたが仕事が見つからない。
結局、大家の勧めでフクロウの丘というハーブ園を手伝うことになる。
ハーブ園を切り盛りしているのは、人の心が読める自称魔女の無愛想な少女で……
と言う話。
一応、ミステリー的な話の流れで、最初の話は堕胎したいので魔女の薬を求めて来た客が嘘を吐いているので断ったら、妊娠しているのは彼女の親友だということがわかり……
という話だった。
何とか事件は解決したが、一歩間違えば後味の悪い話になっていた。
追記:明後日発売というのはAmazonの勘違いのようだ。
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コメント
櫻子さんで有名な人でしたっけ? 自分は読んだことありませんが、後味の悪い作品が定番な作家だと聞いたことがあります。(^^;
最近、日常系のミステリが氾濫し過ぎていると感じます。売れれば内容はどうでもよいと云うことなんでしょうけど、何だかなぁ…。
投稿: 青河 | 2015年5月19日 (火) 22時10分
>青河さん
日常系ミステリの流行は、やはり『氷菓』のヒットが原因でしょうか。
最初、これと『ブタカン』(やはり日常系ミステリ)のどちらから読もうかと思っていたのですが、こっちの方が2巻が出るということで、先に読み始めました。
櫻子さんもそうですが、ヒロインがKYと言うかコミュ能力が低すぎるので、相方の主人公がそれを補い、ヒロインも徐々に成長していくパターンですね(たぶん)
投稿: さいだ | 2015年5月20日 (水) 09時19分
日常系ミステリ、自分の場合飽きてしまったのか、「タレーラン」とか「スープ屋しずく」とか、途中で投げ出したのが増えています。「ビブリオ」はまだ読んでますけど、もうすぐ終わりそうですね。栞子さんも普段はコミュ障な人だった。本の話題になると、突然饒舌になると云う・・・(笑)
投稿: 青河 | 2015年5月20日 (水) 22時33分
>青河さん
日常系は基本、人死にが出ないので気楽に読めるのが良いんですが、人間関係がどろどろぐちゃぐちゃとかなのは、読んでいて辛いですね。
タレーランは1巻だけ読みました。
まさか続くとは思わなかった。
投稿: さいだ | 2015年5月21日 (木) 11時36分