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責任取ってね

 昨年公開の邦画『ビューティフル・ドリーマー』を観る。
冒頭で「大林宣彦監督に捧ぐ」と出て驚く。
えっ!? そう言う映画なの? 知らんけど。
学園祭を間近に控え大騒ぎの大学。
そんな中、映研部員は部室でただだべっていた。
しかし部員の一人サラが『夢みる人』と言う自主制作映画の台本とフィルムを発見する。
早速、上映してみたが映画は途中で終わっており、映研の未完作品の一つと言う結論で落ち着いた。
ところがサラは台本にのめり込み、この映画を自分たちで完成させようと言い出す。
そこへひょっこり現れたのが映研OBのサイトウにその話をすると、これが撮影中に異常な出来事が起きて完成されなかった曰く付きのものであることを知らされる。
その言葉を裏付けるかのように、撮影は次々とトラブルに見舞われ始める。
 うん。
とりあえず微妙と言うか評価し難いと言うか、困った映画だった。
監督・本広克行、原案・押井守と言う映画。
話としては、今まで映画なんて作ったことがない大学の映研部員たちが、映画を作ろうと四苦八苦する話なんだよ。
ただそれだけ。
ただタイトルからもわかる通り、劇中の『夢みる人』は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』である。
登場人物の名前こそ変えてあるが、ゴーカイシルバーがあたるでエグゼイドが面堂と言う豪華キャスト。
いや、そこじゃなくて。
あの映画のシーンが実写で撮影されるというので、ストーリーが頭に入ってこない(爆)
だって観終わってから、思い出すのが喫茶店のシーンとか、校長の話とか、風鈴とか、スカイダイビングするあたるとか劇中劇のシーンばかりなんだよ。
うーん。困った。

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